■ 一枚板 木の乾燥について
展示会であちこち回っていますと、たまにお客様に「この一枚板、曲がったり割れたりしないの?」
と聞かれることがあります。
銘木 一枚板 家具のトラブルのほとんどは、木が乾燥してないことで起こります。
木の乾燥といっても一般の方は、何を基準にしたらいいのかご不明な点が多いと思いますので、
簡単にご説明いたします。
まず、木の水分を調べる含水計のご説明をします。
木が現在何%水分を含んでいるか調べる機械が含水計です。
勿論人間にあててもいいのですが、身体中水分だらけの人間にあてると針が振り切れてしまいます。
その機械を木肌にあてると水分量が分かるという訳です。
弊社では、家の中で使用する家具の材料としての木なので、
最低でも含水率20%を切らないと一枚板 商品として販売はしません。
乾燥しないまま 一枚板 を商品として販売すると、夏は冷房、
冬は暖房を入れて暮らす過酷な環境に木が悲鳴をあげてしまうのです。
家の中はとても乾燥しているので、いままでゆっくり蒸発していた水分のスピードが一気に上がって、
曲がったりヒビが入ったりというトラブルにつながります。
但し、一枚板の含水率が20%を下回ると、木が落ち着いてくるので急激には乾燥しません。
特に乾燥してからも「暴れる」(いつまでも動く)木目のきれいな欅などは、
さらに風通しの良い場所で何年か置いてから使います。ここまで徹底すると、トラブルは殆どありません。
お客様の中には、重たい家具イコール良い家具という方程式を作っていらっしゃる方もいらっしゃいますが、
重さと木の価値は比例しません。
例えば同じ木でも、乾燥していない物は、水分の分だけ重たいのです。
欅などは乾燥しても重たいし、杉は乾くととても軽い木です。
だからお客様が軽い木と重たい木の種類を知っていらっしゃれば
乾燥が不充分な 一枚板 家具 を購入するという失敗は防げるのではないでしょうか?
残念なことに、乾燥はとても時間とお金がかかるので、省略してしまう業者もいます。
そういう家具を購入しないためにも少しだけお客様に木のことを知っていただくとトラブルは減少するでしょう。
ともあれ一枚板 家具は、"乾燥が大切"ということでした。
創業37年!銘木の無垢 一枚板にこだわる!
有限会社 鳳山堂
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